昭和46(1971)年、晴嵐学区が自治省の「モデルコミュニティ」として地区指定され、そのコミュニティを地盤として、昭和50(1975)年から公民館の一室で晴嵐コミュニティ図書グループの活動が開始されました。
歩いて行ける場所に図書室をという強い願いから地域の母親たちが呼びかけ合い、運営メンバーとなって発足、現在もボランティアスタッフとして継続しています。
平成10年(1998)年3月、旧保育園であった現在の場所に移転、公民館より譲り受けた1000冊の本から始まった蔵書は、晴嵐コミュニティ推進委員会の助成による購入で、現在は約1万冊に迫ろうとしています。
発足当初より市立図書館、地域の小学校・幼稚園・保育園のPTAと連携し、また地域内外の数多くの方々の協力や支援を受けて現在に至っています。
開室前から階段に子どもたちの行列ができ、その日だけで112人の登録と146冊の貸し出しを行いました。
本の貸し出し方法、蔵書の整理方法、図書室として必要な備品など、県立図書館・市立図書館・司書経験者など多くの方々のサポートとアドバイスを受けながら現在に至っています。
昭和50年6月より始まったおはなし会は、おはなしポケットとして現在も継続しています。
平成18(2006)年に30周年記念誌、平成27(20015)年に40周年記念誌を発行しました。